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Step 9.  磨き


 

   

 それではボディを磨いていきましょう。

まずは全体をざっくりとペーパーがけしてやります。

以前は240番くらいからかけ始めていましたが、最近は400番から開始。

おかげで400番のペーパーの消費は激しくなりましたが、作業時間は短縮できている感じです。

無精したいだけなんです。え。

 
 

 


 
   

 400番で磨き終えた図。

こんな感じになります。中学生の時、ツルツルピカピカがなぜか嫌いで、ペーパーでこんな感じに研磨したレスポールモデルを弾いてましたね。

友人からは「小汚いだけ」などと暴言を吐かれたりしたものです。

 
 

 


 
   

 そういえば、ピックガードを作らなければいけないのだということをこの時点で思い出しました。

ギブソン直系のレスポールとは、若干バランスが違うようなので、ピックガードもデザインから起こしてやります。 

というわけで、写真はP.U.とエスカッションを装着するため、慌ててビス穴をあけている所、ですね。

 
 

 


 
   

 エスカッションを仮止めして、硬質塩ビ板でピックガードのデザインを起こしました。

本来ならば、ピックガード材に直接デザインすればいいのですが、今回は2枚ピックガードを作る為、この塩ビ板でテンプレートを作ります。

 
 

 


 
   

 さて、では磨き作業に戻りましょう。

これは・・・珍しく水研ぎしている写真ですね。

黒いボディは微細な傷でも目立ってしまいますので、磨きには神経を使います。

 
 

 


 
   

 1500番と2000番で水研ぎしました。

こんな感じで、一応のツヤというか、テカリも見えてきます。

が、磨きの作業はここからが本番。

真のミラーフィニッシュを目指して次はコンパウンドで磨いていきましょう。

あ、写真はありませんが、ネックの方も同じ作業を同時進行しております、あしからず。

 
 

 


 
   

 ワタクシがいつも使用しているのは、StewMacのコンパウンドセット

ミディアム、ファイン、液コンの3種です。ミディアムとファインは柔らかめのペースト状で、写真のようにバフに塗り込んで使用します。

ミディアムに使うバフは市販のウールバフ(写真)で、ファインと液コン用のものは、自作した綿のバフです。

 
 

 


 
   

 ボディの「くびれ」部分ですね。

 個人的にこの部分はなぜか力が入ってしまいます。

女性の腰に手を回しているような・・・。余談ですが、レスポールは女性的だな、と思います。

キュッと締まったウエストに、大きめのオシリ。

きれいに磨いてやりたいものです。

 
 

 


 
   

 これで「ファイン」まで磨いた状態です

照明の写り込みがイイカンジですが、まだ「曇り」が見えます。

これを液コンでツルピカにしていきます。

・・・アイスコーヒーが写りこんでますね。こないだ嫁が「水出しコーヒーセット」を買ってきたのですが、これがけっこうイケるのですよ。

ブラックもいいですが、オススメはミルクだけIN。

 
 

 


 
   

 おお、やっとネックを磨いている写真がありました。

このヘッドを磨いている小型のバフは、step8でも紹介した自作品。

円形に切ったウエスを何枚も重ねて、ボルトとワッシャーで止めただけですが、小回りも利いて便利、何より経済的です。レッツD.I.Y.!!

 
 

 


 
   

 これは・・・どこまで磨いた写真かわかりませんが、貝がキレイに輝いて・・・アルファベットと猫に使用したMOPは輝いてますが、ギター部分に使用したアバロンが一部くすんでいます。

このアバロンは一枚物ではなく、ラミネートタイプだったので、研磨によって接着剤の層に当たってしまったのでしょう。

・・・無念。

 
 

 


 
 

 ネックの裏側

写真では分かりにくいですが、これが一度は折れていたネックである、とは誰も気が付かないでしょう。

我ながら、ほぼ完璧に修復跡を消せました。

補強材を入れていないので、強度はどうなのか、という問題が残りますが、ネックの折れ自体が軽微なものだった為、大丈夫だと判断します。

 
 

 


 
 

磨き、完了です。

全体的なコツとしては、ペーパーにしろコンパウンドにしろ、今使っている番手の限界まで磨いてやる、ということが大事です。

400番で磨き残した傷は、600番、800番と番手を上げるごとに消しにくくなります。無理矢理に高い番手で傷を消そうとすると、磨きムラになってしまうので、そういう場合はすっぱり諦めて、磨き残した番手からやり直しましょう。

 

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