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Step 8.  バックプレートとシェラックニスについて


 

   

 塗装のついでに、バックプレートを完成させていきます。

まずはビス穴を開けてやりましょう。

ノギスでキッチリ測って・・・2mm、ヨシ!!

 
 

 


 
   

 2mmのドリル刃をボール盤にセットし、穴を開けていきます。

さくさくいきましょう、さくさく。

というか、これならピンバイスで開けた方が早い気がしますが、新しく買ったボール盤を使いたかったんですよ。

 
 

 


 
   

 穴があいたら、ビスの頭用の面取りをしていきます。

面取りビットはGUITAR WORKSで何かのついでに購入しましたが、その後ホームセンターで安いやつ見つけてショック。

 
 

 


 
   

 面取りビットもボール盤に装着して作業します。

面取りするとこんな感じで、一気にそれっぽくなりますね。

 
 

 


 
   

 ではバックプレートを塗装していきます。

今回はシェラックを使おうと思っているので、まずはシェラックニスから作っていきます。

はい、無水エタノール。

いいですか?無水ですよ、無水。普通の消毒用エタノールはだいたい70%くらいの濃度に薄まっているので、シェラックニスには向きません。

逆に、消毒が目的なら、無水エタノールは向きません。水で70%くらいまで薄めましょう。

一度70%エタノールを蒸留して水を取り除いてやれば、消毒用エタノールから無水エタノール作れるんじゃね?とか企んでましたが、どうも供沸するらしく、諦めました。

 
 

 


 
   

 シェラックニスの溶解には決まった単位があり、今回初めてまじめに勉強しました。

アルコール100mlに対して、シェラックフレークを12g溶解した溶液が、「1カット」、という単位になるそうです。

一般には2カットの溶液が塗りやすい、ということなので、今回は2カットのシェラックニスを200ml、作りたいと思います。

エタノールの重さを量ります。容量に比重をかけたら重量が出ます。エタノールの比重は0.789なので、200×0.789で157.8gがエタノール200mlということになります。

写真は158.5gになっていますが、まあ、誤差の範囲内ですよ。少ないよりは多いほうがいいのです。うん。

 
 

 


 
   

 次はシェラックフレークを測ります。今回使用するのは「オレンジシェラック」のフレークです。本当は「ブロンズ」が欲しかったのだけど、WOODCRAFTで売り切れだったので。

1カット100mlに12gなので、2カット200mlならば12×4で48gのシェラックフレークを溶解すればいいわけですね。

測ってみて思ったのですが、見た目には結構な量に見えますね、48gでも。

ビンに入れると、1/3強がシェラックフレークになりました。

 
 

 


 
   

 撹拌して溶解中・・・。

さすがにすぐには溶けません。

時間をかければすんなり溶けるので、焦らずゆっくり、思い出したらかき混ぜてやる、くらいのつもりで溶かしていきましょう。

 
 

 


 
   

 厳密には保存は考えず、使い切る量だけ作るのが本当らしいですが、そうも言ってられないので、作り置きです。

保存は25℃以下の暗所で、らしいのですが、まあ、そんなにナイーヴにならなくてもいいんじゃないでしょうか。

シェラックニス完成、ですね。

 
 

 


 
   

 筆で塗りつけていきます。

シェラックニスは、サンディングシーラーの代わりにできるらしいので、これで導管を埋めてやります。

溶媒がアルコールなので、すぐに揮発して乾くのがいいですね。

 
 

 


 
   

 乾いて、塗ってを5回ほど繰り返します。

ローズウッドの木目がきれいに出ました。いいですね。

ではここでしっかりと乾かしていきます。

溶媒自体はすぐに揮発しますが、シェラック自体が乾燥するには、丸一日くらいは乾燥させてやったほうがいいようです

 
 

 


 
 

 乾いたら、240番で研磨、再度シェラックを塗り込み、400番で研磨・・・と、導管が埋まるまで繰り返し、埋まったら磨いていきます。

写真は1500番まで磨いた状態です。

ミラーフィニッシュまではまだまだですね。

 
 

 


 
 

 ちなみにシェラックニスを塗りつけた筆は、アルコールできちんと洗ってやりましょう。

ワタクシはメタノールを使用していますが、消毒用のエタノールや変成アルコールなんかでいいと思います。

アルコールで思い出しましたが、今回のシェラック塗装は、いわゆる「フレンチポリッシュ」ではありません。興味のある人は調べてもらえばいいと思います。勘違いする方がいたらいけないと思ったもので。

 
 

 


 
 

 さあ、コンパウンド磨きですよ。

この作業は楽しい。

ツルツルテカテカマニアにはたまらん作業です。

これがあるから、キツイ導管埋めの作業も耐えられるってなもんです。

小型のバフは自作です。簡単で融通が利くので、オススメですよ。

 
 

 


 
   

 コンパウンドの番手はFineまで磨いてこの輝き。

ついでにネックジョイント用のプレートも軽く磨きました。

元々装着されていたこのプレート、割とキレイだったので、再利用します。

この後、ボディとネックを磨いていく際に、バックプレートたちも液コンで磨く予定です。

 

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