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Step 7.  塗装


 

   

 それでは塗装開始です。

まずはプライマーで下地・目止め。

プライマーの役割は、木地から出るヤニ止めと、塗料の吸い込み防止です。

まあ最初のうちは意味もわからず「とにかくプライマーを吹く」でもいいですが、やはり「なぜ一番にプライマーか」とか、そもそもプライマーとは何か、などを考えるようになれば、応用も利くし、作業に幅で出て、オリジナリティも出ると思います。

プライマーにはスプレータイプの他に、ハケで塗るタイプもありますので、そのへんはお好みで。

 
 

 


 
   

こんな感じで乾いて、吹いてを3回ほど。

木地が濡れた感じになってきましたね。

 
 

 


 
   

 本来はこの次にフィラーで導管を埋める行程なのですが、ちょっと試してみたいことがあるので、いきなりマスキングです

試してみたいというのは、通常「導管埋め→塗装」という順番を「塗装→導管埋め」とした場合の結果と勝手を知りたい、ということでして。

 

 

 

 

 
 

 


 
   

 ボディのバインディングのマスキングが完了しました

細かい部分はデザインナイフを駆使します。

 

 

 

 
 

 


 
   

 続いてネックのマスキングです

バインディングをさくっとマスキング。

 

 
 

 


 
   

 インレイ部分のマスキング。

細かいので気を遣います。

特に文字の部分は大変です。

この作業の前に、デザインナイフの刃は新品に交換しておきます。

作業性が格段に上がります。

というか、新品の切れ味でないと、細かいインレイのマスキングは不可能です。

 

 
 

 


 
   

 こんな感じ。

木地に彫り込むインレイの溝は、精度が高ければ高いほどキレイに仕上がりますが、マスキングの技術が伴わないといけないという条件がついてきます。

こういう細かい部分を、少しずつレベルアップしていきたいですね。

 

 

 

 

 
 

 


 
   

 マスキングできたら、いよいよ着色です。

一気にいきましょう。こういうのは勢いです。

 
 

 


 
   

 ネックヘッドです。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、導管がくっきりと浮かび上がっています。

これを埋めていかなければいけません。

 

 

 

 

 
 

 


 
   

 使う道具はこいつら。

StewMacの水性透明フィラーとゴムべら。

この時はすんなり進めるだろうと気楽に思っていたのですが・・・。

 

 

 

 

 

 
 

 


 
   

 マスキングをはがします。

この瞬間というのは、なかなか楽しいものです。

色を付けたことで、完成のイメージが沸きます。

この写真は導管がわかりやすいですね。

 

 

 

 

 
 
 
 

 フィラーを塗り込んだ写真ですね。

導管に対して平行に塗り込んだあと、次に垂直に塗り込んで導管を埋めてやります。

乾いたら240番くらいのペーパーでならしてやり、再度フィラー塗布、400番で研磨・・・と、導管が埋まって消えてしまうまで繰り返します。

 
 

 


 
 

 ボディのマスキングをはがしたら、バインディングをスクレーパーできれいにしてやります。

はみ出した塗装なんかを削り落とします。

 
 

 


 
 

 ボディのトップは貼りメイプルだったので、フィラー塗布は1回で事足りました。

が、問題はボディバックのマホガニー材。

強烈な導管がくっきり。果たして何回のフィラー塗布で埋まるのか・・・。

 
 

 


 
 

 えーと、ですね。

この写真でなぜまたマスキングして塗装しているかといいますと・・・。

結局ボディバックのマホの導管埋めに、フィラー塗布7回という地獄を味わいまして・・・。

普通なら多くてもフィラー塗布3回で埋まる作業が7回。

そこで、フィラーの導管埋めに何かコツでもあるのかなと、ストークギターラボのこーの氏にBBSで相談したところ・・・。

BBSに集まる皆様から様々なアドバイスをいただきました。

 ~ストークBBSの皆様からのアドバイス(抜粋)~

塗りつぶしの塗装なら、フィラーだけにとらわれず、との粉、サンディングシーラー等を併用すれば作業が早い。

具体的には、との粉でまず埋めてやり、との粉が乾ききる前にサンディングシーラーで押さえ込む。

また、フィラーの塗布そのものにもコツがあり、厚めに均等に塗るのがいいみたいです。

いろいろ試してみよう・・・。

 

 


 
   さて、地獄の導管埋めも完了し、全体を400番で軽くならしたら、クリアーを吹いていきます。  
 

 


 
 

 ネックヘッドです。

インレイもきれいに輝いています。

なんだかロゴが安っぽい感じに見えなくもない・・・ですね。

 
 

 


 
 

 最初のクリアーを3回吹いて、乾いたら研磨。

400番でならしてやります

 
 

 


 
 

 最終のクリアー吹き。

乾いて、吹いてを2、3回繰り返して、完了です。

いゃぁ、導管埋めにここまで手間取るとは思いませんでした。

との粉も持ってるんだから、使わなきゃ。ねぇ。

 

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