HOME    Etc Top

木版画用バレンの自作


 

驚異の部屋関連の製作物の為に、木版画を始めることにしました。こらそこ、ミーハーとか言わない。

で、調べてみたら、ちゃんとしたバレンはすごく高価だぞコノヤロウというのが分かったので、自作することにします。

最高級品だと、30万円もするんですよ、バレンごときが。馬鹿らしい。

写真の木片は、カエデですね。手持ちの木材で、一番重くて堅い木を選びました。

 
 
 
 

バンドソーで板を切り出しました。

直径12cmのバレンを作るのですが、ウチのバンドソーでは一撃12cmの一枚板は切り出せないので、泣く泣く6cmの2分割です。

大型のバンドソーを持っているブルジョワや、手ノコで気長に切り出せる暇人ならば、もちろん一枚板でいいですよ。

やだなぁ、冗談ですよ。

 
 
 
 

2枚くっつけるわけですから、接着面の垂直はとても大事です。

しっかりと垂直を出してやりましょう。

 
 
 
 

無駄にブックマッチの図。

そのまま接着すると強度的に不安なので、こうやって互い違いになるように切り込みを入れてやります。

ホゾ加工・・・でいいのか?これもホゾと呼んでいいのか?

 
 


 
  バンドソーがあれば楽勝です。  
 


 
  接着はお馴染みタイトボンドです。ケチらずたっぷり塗るのがポイントです。ブルジョワです。  
 


 
 

クランプして圧着。

ま、切り込みが合わなくてなかなか苦労した部分は省いていますがね。

 
 


 
 

これがバレンのプレートです。この部分で版画紙を擦りあげるわけですね。

「ディスクバレン」という市販品の、替えプレートだけを購入しました。

このプレートに合わせて、輪郭線をマーキングします。

 
 


 
 

切り出します。

バンドソーバンザイ。

 
 
 
 

取っ手を付けます。

適当に、1.2cm幅と決めて線を引きました。

 
 


 
 

ドレメル発進。トリマーです。

トリマーは、使い方次第で色んな事が出来る道具ですが、ついつい存在を忘れて、後になってから「ああ、ドレメルでやればよかった」ということが多々あります。

 
 


 
 

取っ手も本体と同じカエデで作ろうと思って切り出していたのですが、途中でバンドソーの刃が破断してしまいました。

切ないです。

なので取っ手はなんかそこらへんに転がってたよくわからない柔らかめの木を手ノコで切り出しました。

いいんです、どうせ漆塗るから、わからなくなります。

 
 


 
 

角を落とします。

大人になるというのは、こういうことだと思います。

 
 


 
 

タイトボンドで接着。

特に調整なくピッタリだったので、少し気分がよくなりました。

 
 


 
 

持った感じを確認。

いい感じです。

こないだ、ユキヒョウの赤ちゃんのグーの大きさにビックリしたワタクシです。

 
 


 
 

サンディングシーラーで表面を整えます。

次に漆塗料を塗る為というのもありますが、プレートを貼る面の平滑を出す目的もあります。

 
 


 
 

シーラーで整えたら、塗装です。

本格的なバレンは、和紙を重ねたものを、漆で固めるようです。

ま、見た目だけでも近づけようということです。

 
 


 
 

5回ほど塗り重ねて乾燥させます。

強度も考慮して、塗膜は厚すぎるくらいに重ねています。

 
 


 
 

塗料が乾いたら、サンディングして表面をならします。

最終的に#2000まで磨きました。

 
 


 
 

なんかあっさり完成しそうだったので、蒔絵と螺鈿を施すことにしました。

適当に絵を描いて、金粉(偽)を蒔きます。

この粉筒も自作しましたが、近所で拾ってきた竹を切っただけですので、まあ、なんてことありません。

プラパイプでも真鍮パイプでも何でもいいんですよ。

 
 


 
 

やっつけすぎて困ります。

新しく購入した筆が太すぎて、繊細な枝が描けませんでした。

貝は一応花弁になっています。

 
 


 
  表面保護に、クリアーを何層か吹いて完成です。  
 


 
 

後先になりますが、これが替えプレートですね。

これだけなら、¥800くらいで購入できます。

 
 
 
 

はい、ピッタリ。

まあ、当然ですが。

試し刷りが楽しみですね。

 


 HOME    Etc Top

 

inserted by FC2 system